令和5年度 沖縄県林業雇用改善等推進会議への出席について

◇主催;沖縄労働局職業安定部職業対策課

◇開催日時;令和5年9月27日(水)14:00~

◇開催方法;オンライン形式によりミーティング

◇議題;

1,沖縄県の雇用失業情勢及び林業関係の労働市場の動向について

→沖縄労働局職業安定部職業対策課の説明

2,労確法第4条規定の沖縄県知事が定める「林業労働力の確保の促進に関する基本計画」

の進捗状況について

→沖縄県農林水産部森林の説明の説明

3,林業就業支援事業について

→一般社団法人・沖縄県森林協会

4,沖縄県内林業事業体の雇用管理改善のための課題等について

→①国頭村森林組合、②沖縄北部森林組合、③八重山森林組合から説明

5,雇用管理改善に関する助成金の案内

→沖縄労働局職業安定部職業対策課(沖縄助成金センター)の説明

◇議題4の森林組合の課題概要

→①国頭村森林組合;緑の雇用研修後に退職し、別の会社へ転職する職員がいた。

継続雇用するための方策があれば、他の森林組合から教示して欲しい。

→②沖縄北部森林組合;作業班が高齢化している。仕事内容が季節的に集中して

いるので、若手の担い手を通年雇用することができない状況である。

また、嘱託職員の確保や作業員直営班を募集するのにあたり給与等を職員並の

条件設定を検討している。

→③八重山森林組合;緑の雇用事業を活用して作業班員を雇用していたが、

別の会社へ転職したため、マンパワーが足りない状況である。

原因は、職員の雇用条件(給与、賞与が)が満足に支給できていないためで

あるが、何か解決策は無いものか。

→沖縄県森林協会;以前(令和3年11月8日)宮古森林組合の佐和田常務から、

森林組合組織が健全に成長するための経営方針をテーマとして、名護市で各組合

の参加のもと講師をして頂いた。宮古地域では森林の持つ公益的機能が、まだ

市民に浸透されていない平成7年の頃に組合創設時から関わっていたことから、

同合創設当時の組合経営・組織体制の構築について、無名の森林組合の地道な

営業努力を重ねてきた氏の苦労体験や経営戦略を示唆に富んだ内容で語られた。